
MEMBER
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営業職 H.T
2014年新卒入社。営業職として奮闘する傍ら、省エネ分野やWEBマーケティングへの挑戦など幅広く経験を積む。現在は、2024年にM&Aをした会社で役員として全体統括を行う。
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営業サポート職 M.A
2015年中途入社。酒重の新しい仕組みや制度の構築、“攻め”の営業サポートをつくった立役者。現在は愛知営業所で本部長を務める。
“専門”も“制限”もないからこそ
できる、幅広い経験
これまでお二人はどのようなキャリアを歩まれてきたんですか。

H.T僕はとにかく色々なことを経験してきました。入社して初めて配属されたのは三重北営業所でしたが、そこから本社の営業に取り組み、省エネの開発や環境改善といった新しい領域に挑戦したり、岩手県に支社を立ち上げたり…。その後は、亀山事業所の支店長を経験し、今はM&Aした会社の役員として働いています。振り返ると我ながら変化の激しい社会人生活だなと思います(笑)。もともと僕は見知らぬ場所や初めてのことが大好きで、異動や新事業への挑戦や管理職への挑戦も、すべてを楽しんできました。地域によって盛んな産業も違うので、取り扱う商品が変わることも面白くて、新しい知識や経験が増えるたびに、自分をアップデートしていける感覚を常に感じています。
M.A色々なことをやっていたイメージはあったけれど、Tさんがここまで幅広く経験をしてきたなんて思わなかったからびっくりしました。(笑)私は中途で入社をしてきて、営業サポートをやっていますが、岩手以外の営業所はすべて勤めた経験があります。Tも言っていたように、地域によって得意な産業が違うので、幅広く知識をつけられたのはすごく楽しかったです。例えば、四日市だと化学プラントが多かったり、三重北では半導体が多かったり…。酒重というフィールドだけでなく、広くビジネスパーソンとして活かせる知識や経験を得られたことは私の財産にもなっています。
はたらく面白さは、
自分たちの手で創る
酒重で10年以上働かれるお二人が思う、ここまで会社が進化し続けてきた秘訣を教えてください。

H.T会社や社長に言われて何かをやるのではなく、自分たちで成果をつくったり、会社の環境を整えていったりする楽しさを伝えあっていることだと思います。僕が入社したときの酒重は、お客様に言われたことを忠実にそのまま実行するというスタイルでしたが、そこからどんどん変わり、売上も10倍くらいに成長を遂げました。その裏にあるのは、会社という環境を使って、自分たちで酒重を大きくしたり、仕事で成果をつくっていくのが楽しいと思う純粋な気持ちなのではないかと僕は思いますね。
M.A本当にその通りだと思います。働く楽しさは会社に与えてもらうものではなく、自分たちでつくるものです。目標を決めたり、「達成したらご褒美にカニ食べようね」と言い合ったり…。私は営業サポートという役割ではありますが、一番のライバルは営業の皆さんだと思って日々働いています。数字をあげて輝くのは素晴らしいことですが、数字として見えにくい部分においても自分がどれだけやっているのかをアピールすることも大事です。どんな仕事をしている人でも、自分でやったことが見えなかったり、評価されないとやる気は起きませんからね。酒重では言ったもん勝ちです。やりたいことがあれば“やりたい”と発信する。そこに対して否定する人はいませんし、社長も「やってみたらええやん」「上手くいかなかったらやめればいいやん」とよく言っています。
H.T人間誰しも成果が出ないと仕事は面白くなくなります。酒重で働く全員に仕事の面白さを感じてもらうためにも、今は自分の頑張りを仲間に知ってもらえるように現場でお互いに発信をしあう文化があります。仕事を楽しむための文化を創るのが自分たちというのも酒重らしさですよね。
M.A事務職という立場でも、サポートとしての“守り”だけでなく、お客様への提案などの“攻め”ができるのは酒重ならではだと思います。やるもやらないも、決めるのは自分次第ですが、自分たちで働く面白さを創ったその先に、自然と会社の成長が続いていくのだと思います。

これまで紡いだ歴史をもとに、
ここでしかできない挑戦がある
酒重がお客様から選ばれる理由は何なのでしょうか。

H.T幅広い対応力とそのスピードの速さですかね。実際に、定期的に各店舗のお客様にアンケートをとっていますが、その中でも“どんな小さな相談でも耳を傾けてくれる”“とにかく対応が速い”という声が一番多いです。常にどうやったらお客様に喜んでいただけるかを考えているので、ときには業務の範囲外のことだったとしてもお客様のご要望に応えられるように動くこともあります。だからこそ、ただの取引先・お客様という関係ではなく、困ったときに助けてくれるパートナーのように思ってくださる方が多く、酒重が選ばれる理由になっているのではないでしょうか。
M.Aまさにその通りだと思います。お客様が求めているものを提案し、お届けするという普段の業務のスピードはもちろん、クレームなどが起きた際の対応スピードの速さも信頼に繋がっているはず。クレームをいただいたときには、お客様には謝罪するだけでなく、言いにくいことを伝えてくださったことに対して感謝もお伝えしています。当たり前のことかもしれませんが、そういった小さな行動一つ一つが信頼へと繋がり、酒重が100年以上選ばれ続けているのだと思います。
H.Tそうやって先輩社員が築き、受け継がれてきた信頼や評価が、酒重の強い基盤となっているのは間違いないですね。スーパーで急にご高齢の女性が「あなた酒重でしょ?私も酒重で働いていたのよ!」と声をかけてくださったり、仕入れ先の方からは「昔はこういうことをやっていたんだよ」と酒重のことを教えてくださることもあります。仕事の場面以外でも、地域の方に愛されていると感じられるのは、やりがいにも繋がりますし、ありがたいことだなと感じています。
M.Aそうですね。地域に密着し、愛されてきたからこそ100年という歴史が紡がれ、人脈や地域との繋がりは強固なものになっています。この安定した基盤があるからこそ、若手のうちから挑戦もできるし、応援してくれる仲間が社内外問わずいる。私たちも次の代へ酒重を繋ぎ、次の100年を創る先人になっていきたいですね。
枠にこだわらず、自由自在な発想
から創りだす酒重の未来
未来の仲間に、メッセージをお願いします。

H.T酒重では、お客様に喜んでいただくための枠組みは決まっていません。新しい部署を立ち上げるもよし、新しい事業に挑戦をしてみるもよし。会社としてもイノベーション大歓迎です。正直、会社で定めているルールの中には当時の価値観で決められたものもあります。ただ、それをそのままにするのではなく、今の時代や現状・お客様の声をもとにどんどん新しい価値を創っていきたいなと僕自身は思っています。進化することや新しい発想に対して、否定する人はいません。社長も“やってみればいいじゃん”という感じなので安心して挑戦してください。今ある枠を飛び越え、なんでもやってみたい人には酒重が一番だと思いますよ。
M.A酒重に自由な発想があるとはいえ、日々の業務に集中していると、考えが凝り固まってしまう瞬間もあります。そんな場面で、皆さんには新しい風を吹かせる存在になってほしいなと思います。自分一人でやる必要はありません。誰しも得意不得意はあるので、社内はもちろん社外の方の力も最大限使ってください。きっとその過程で自分らしさが発揮され、仕事を心から楽しめるはずです。あまりにもはっちゃけられたら困りますが(笑)。酒重には、あなたの“やりたい”を受け入れ、一緒に本気になってくれる仲間もいますし、100年以上続いてきた強固な基盤があります。酒重に新しい風が吹く未来を、今からすごく楽しみにしています。
H.Tここには枠なんてないと言いましたが、枠にハマるもハマらないも皆さんの自由です。僕は基本的に飛びぬけることが好きなので、この自由さはありがたいと思っています。あなたらしい自由な発想で、酒重の未来を一緒に創っていきましょう。
M.A酒重に今はない価値を創るのは、今いる社員はもちろんですが、これから入社してくる皆さんたちだと思っています。やってみてダメだったらやめればいいので、とにかくトライしてみましょう。社長も、社員も、お客様も、どんどん巻き込んで、働くことを思いきり楽しんでください。